クラークス

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クラークス/Clerks.(1994、アメリカ、93分)
●脚本・監督:ケヴィン・スミス
●出演:ブライアン・オハローラン、ジェフ・アンダーソン、マリリン・ギリオッティ、リサ・スプーノアー、ジェイソン・ミューズ、ケヴィン・スミス


クイックストップというコンビニで同僚が欠勤となったシフトの穴を埋めるため朝から呼び出された店員ダンテの一日を描くコメディ。

この(設定では21歳だが見えない)ダンテと、隣のレンタルビデオ店で働くランダルや彼らのどうしようもない友人、変な客たちとの会話ややりとりがメインとなるお話。

●ダンテの彼女ヴェロニカの経験人数を3人と聞いていたが、後にフェラチオを含めたら37人だったとわかり激高するくだり

…まあ確かにダンテの気持ちもよくわかる。

セックスは3人だとしてもお口で37人じゃあ、そりゃ話が変わってくるよっていう。

●ランダルとの会話で、“来てほしくない客あるある”を挙げていくくだり

新作コーナーの目の前で「新作はどこ?」と聞く客。

「アイツが出てるあのビデオどこ?」と聞く客。

99セントコーナーの目のまで「これいくら?」と聞く客。

”ミルクおばさん”…牛乳を一つ一つ冷蔵庫から取り出して床に置き製造年月日を確認してるおばさん

この辺は日本でもあるあるだね。

●ダンテの元カノの葬式に行く道中、ランダルの、セルフフェラしようとして首を折って死んだいとこの話。

葬式行くときにそんな話するなよ。

●お店にトイレを借りに来たおじさんのくだり

きれいなペーパーと、エロ本もその中で読む用に貸してくれとずうずうしくも要求。

その後ダンテは現在の彼女ヴェロニカと、元彼女ケイトリンとの間で引き裂かれ頭を悩ますことになる。

ケイトリンが電気の切れたトイレの中で、待ち構えていたダンテとセックスをしたと思った相手が実は違ったというくだり。

ダンテ「彼女がレイプされた!」
ランダル「逆だろ」

という冷静なツッコミが面白かった。

その後、実は数時間前にエロ本でオナニーをしたまま心臓麻痺で死んだおじさんだと判明するという超展開。

ランダルはそこにやって来た女性警官に「こんなアホな検死は初めて?」と聞くと

「セルフフェラしようとして死んだ人がいたわ」

切り出してこの辺のプロットだけ書くと落語みたいできれいなオチって感じだが、独特の手作り感とか脱力感、グランジ系の音楽のなんとも言えない開き直った感が充満していて、イイネって感じ。

どうしようもないやつらだね。

でも最高だね。

お前らみたいなやつ、好きだぜって、言いたいね。

女の人はやらないと思うけど男同士って酔っぱらったりなんかするとなぜか普段はしないのに、なぜか肩組んで歩いたりしちゃうんだよね。

そして小学生の男子とかも結構やってるんだよね、男ってガキの頃から基本変わってないんだよなってことを思い出させてくれるような、そんな映画。


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