バーバー

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バーバー/THE MAN WHO WASN'T THERE(2001、アメリカ、116分)
●脚本・製作:イーサン・コーエン
●脚本・監督:ジョエル・コーエン
●出演:ビリー・ボブ・ソーントン、フランシス・マクドーマンド、マイケル・バダルッコ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、キャサリン・ボロウィッツ、ジョン・ポリト、スカーレット・ヨハンソン、リチャード・ジェンキンス、トニー・シャローブ、アダム・アレクシ・モール


特別何の不満のない仕事、特別何の不満もない家、特別何の不満もない妻、特別何の不満もない生活から一転、運命の暗い穴にスッポリと落っこちてしまうとある理髪師エド・クラインを主人公にして描いたコーエン兄弟による作品。


ありそうでない、なさそうでありそうな妙な話はコーエン兄弟の真骨頂だが、今回もまたこんなこと絶対起きないだろうと思いつつ不思議なリアリティに引き込まれてしまう。

そもそもこんな話を考える彼ら自身がコーエン兄弟の映画の登場人物を地で行っていると思う。

もし彼らが自身をモデルにした自伝映画を撮ったらどうなるだろうと考えると楽しい。


人生はふとした拍子で変わっていく。

それまでまったく単調でなんの変わり映えもしなかった日々が、まるで滴定実験のようにほんの一滴でガラリと別のものに変わってしまう。

それをとても丁寧かつドラスティックに描いている。

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