ビッグ・リボウスキ

イメージ 1

ビッグ・リボウスキ/The BIG Lebowski(1998、アメリカ、117分)
●脚本・製作:イーサン・コーエン
●脚本・監督:ジョエル・コーエン
●出演:ジェフ・ブリッジス、ジョン・グッドマン、ジュリアン・ムーア、スティーヴ・ブシェーミ、デイヴィッド・ハドルストン、ジョン・タトゥーロ、ピーター・ストーメア、サム・エリオット、デイヴィッド・シューリス、ベン・ギャザラ、フィリップ・シーモア・ホフマン、タラ・リード、フレア、トルステン・ヴォルグ


舞台は90年代初頭のロサンジェルス、主人公はジェフ・リボウスキ(ジェフ・ブリッジス)、通称デュード。趣味はボーリング。無職。


そんな彼の家に強盗が入り金を出せ・女房の借金を返せと脅してくるが、当然金などないし身に覚えもない。

ジェフ・リボウスキという同姓同名の大富豪の家と間違えて押し入ったと気付いた強盗たちは敷物の上に小便をして帰っていった。

この理不尽な仕打ちへの怒りを晴らすためデュードは富豪のリボウスキ邸へ敷物の弁償を請求しに行くが(これも富豪リボウスキにとっては理不尽すぎる要求だが)、門前払いを受けたので敷物を奪って帰る。


その後、本当にビッグ・リボウスキの妻のバニーが誘拐されたと連絡を受けるデュード。

犯人たちの顔を見ているということから身代金の現金100万ドルの受け渡し役を彼に頼んできたのだ。

報酬も3万ドルということで引き受けるデュード、だがその話を聞いて意気揚々と同乗してきたのはベトナム帰りの元軍人でボウリング仲間のウォルター(ジョン・グッドマン)。

ウォルターはこれは若い嫁さんが仕組んだ狂言誘拐だと断言し、汚れたパンツを入れた別のバッグを渡してしまう。

早くもプランが別の方へねじれていく。

ここら辺がコーエン兄弟の真骨頂といったところだ。

コミカルにもシリアスにも応用できるんだな。

デュードは腑に落ちない様子でボウリングをし、駐車場へ戻ると車が盗まれている。中には100万ドル入りのスーツケースが入っていた・・・



その後もまた色々なキャラクターが登場し事件はどんどん不可解なほうへ進んでいく。

これがハッキリと探偵を主人公にすればそれは立派な犯罪映画となるが、主人公がどうしようもない半分ホームレスみたいな小汚い中年のオヤジで仲間も似たようなやつらで。

それで合間合間にボウリングっていう日常的で犯罪映画としては絶対絵にならないシーンが合間にはさまれることで脱力感が生まれてしまう。

デュードやウォルター、同じボウリング仲間のドニー(スティーヴ・ブシェーミ)、敵チームのジーザス(ジョン・タトゥーロ)という絶対的にコメディ映画側のキャラクターたちが出てくると、誘拐だのなんだのがとてもバカらしくなってくる。

メインストーリーをこの誘拐劇に持ってくるのでなく、最終的にはちゃんとデュードたちの日常に帰結させるのもよかった。

ジョン・グッドマン面白かったな~

この記事へのコメント